猫の腎臓サポート、500g・2kg・4kgとパウチはどう使い分ける?100g単価と1か月の目安
この記事でわかること
- 500g・2kg・4kg・パウチの100gあたり単価(4kgは500gの半額以下)
- 1か月いくらになるか、1袋が持つ日数の目安
- 多頭飼い・1頭飼い・食いつきが落ちたとき・切り替え期の使い分け

500g・2kg・4kg、それにパウチ。形がちがうと役割もちがうんだって。
当店でいちばんご注文が多いのが、猫用の「腎臓サポート」です。そして、いちばんご質問が多いのもこのシリーズ。「500gの小袋を買い続けているけど、大きい袋のほうが得なの?」「パウチも気になるけれど、毎日あげたら高くつきませんか?」——このふたつは、ほぼ毎週どなたかに聞かれます。
形と容量が分かれていると、それだけで迷います。しかも値段の付き方がバラバラで、パッと比べられません。そこでこの記事では、当店(Yahoo!ショッピング店)の今の価格をそのまま使い、100gあたりいくらかと1か月あたりいくらかの2本立てで並べ直してみました。
※腎臓サポートは、獣医師の指導のもとで与える食事療法食です。与える銘柄・量・期間は、かならずかかりつけの先生の指示に従ってください。この記事はあくまですでに指示が出ている方の「サイズと形の選び方」の話です。自己判断で切り替えたり、先生の指示と違う形にしたりしないでくださいね。
結論:主食はドライの2kgか4kg、パウチは「足すもの」
- 猫1頭・ふつうに食べている → ドライ2kg。だいたい1か月で食べ切れる量です
- 多頭、または体格が大きくよく食べる → ドライ4kg。100g単価がいちばん安い
- 食いつきが落ちてきた → ドライは続けつつ、パウチを少し足して様子を見る
- 切り替え期・はじめて → 500g、または500g×3袋。食べてくれるか確かめる段階
パウチを主食にする選択肢もありますが、それは先生から「ウェット中心で」と言われている場合の話です。指示がなければ、当店では「主食はドライ、パウチは足すもの」とご案内しています。理由は、このあとの金額を見ていただければ納得していただけると思います。
4つの形は、そもそも役割がちがう
ドライ4kg:いちばん安いけれど、袋が大きい
100gあたりで見ると文句なしに最安です。ただし4kgは思っているより大きい袋で、猫1頭だと2か月以上かかることもあります。安さと引き換えに「最後のほうが風味が落ちる」リスクを引き受けるサイズ。小分け保存とセットで選ぶのが前提です。
ドライ2kg:1頭飼いの定番
当店でいちばん動いているのが2kgです。1頭なら1か月ちょっとで食べ切れて、単価も500gよりずっと安い。金額と鮮度のバランスが素直に良いサイズで、迷ったらこれで間違いありません。
ドライ500g・500g×3袋:お試しと、鮮度最優先派に
500gは「食べてくれるか」を確かめる段階のサイズ。3袋セットは1袋ずつ開けられるので、いつでも開けたてが出せます。単価は500g単品よりお得で、食べムラがあって鮮度を最優先したい方にはこちらという選び方もあります。
ウェットパウチ:1回使い切り。味は3種類
85gのパウチが24個入り。1食ずつ密封されているので、開けたてしか出てこないのが最大の強みです。食事といっしょに水分もとれるのもウェットの特徴。味はチキンテイスト・ローフ・ビーフテイストの3タイプがあり、食感と味の好みで選び分けます(詳しくは腎臓サポートは何が違う?スペシャル・パウチ3タイプの選び方に書きました)。弱点は、やはり単価です。
100gあたりの単価で並べるとこうなる【当店価格】
まずはドライから。2026年9月16日時点の当店価格(税込・送料無料)です。
※表は横にスクロールできます
| ドライ | 価格 | 100gあたり |
|---|---|---|
| 500g | 3,970円 | 約794円 |
| 500g×3袋 | 8,590円 | 約573円 |
| 2kg | 8,540円 | 約427円 |
| 4kg | 13,090円 | 約327円 |
1袋あたりで比べると、4kgは500gの半額以下、2kgと比べても約23%お得です。腎臓サポートは長く続けることが多いフードなので、この差はばかになりません。
続いてウェットパウチ(85g×24個=2,040g)です。
| パウチ | 価格 | 1個あたり | 100gあたり |
|---|---|---|---|
| チキンテイスト | 8,890円 | 約370円 | 約436円 |
| ローフ | 10,517円 | 約438円 | 約516円 |
| ビーフテイスト | 10,517円 | 約438円 | 約516円 |
ここで大事な注意をひとつ。ドライとウェットの100g単価は、そのまま比べてはいけません。ウェットは中身の大半が水分なので、同じ100gでも「入っているごはんの量」がまったく違います。表はドライはドライどうし、パウチはパウチどうしで見比べてください。
※価格は記事執筆時点のものです。当店は相場に合わせてこまめに価格を見直していますので、最新の金額は各商品ページをご確認ください。

単価は当店価格で変動します。1か月いくらかは、食べ切り日数とセットで見てみてください。
1か月いくらになる?「食べ切り日数」とセットで見る
単価だけだとピンと来ないので、金額と日数に直します。ここでは体重4kg前後の猫1頭で、ドライを1日60gという目安で計算しました(実際の量はパッケージの給与表と、先生の指示が優先です)。
| 選んだサイズ | 1か月(30日)の食費目安 | 1袋が持つ日数 |
|---|---|---|
| ドライ500g | 約14,300円 | 約8日 |
| ドライ2kg | 約7,700円 | 約33日 ◎ |
| ドライ4kg | 約5,900円 | 約67日 ▲長い |
2頭で同じフードを食べている場合は、1日約120gとして4kgが約33日。多頭なら4kgが日数的にもちょうどいい、というのがここでわかります。
1頭の場合、2kgと4kgの差は月に約1,800円。1年続けると2万円強の違いです。ここだけ見れば4kgですが、4kgは1頭だと2か月以上かかるのが悩みどころ。この日数をどう見るかが分かれ目になります。
では、パウチを足すとどうなるか。ドライを45gに減らして、チキンテイストのパウチを1日1個足した場合です。
- ドライ4kg(45g×30日)… 約4,400円
- パウチ チキン(30個)… 約11,100円
- 合計 約15,500円/月
ドライだけの約5,900円と比べると、月に1万円近く増えます。正直な数字なので、そのまま書きました。だからこそ当店では「毎日1個」ではなく、食いつきが落ちた日に使うという提案をしています。週2個ペースなら上乗せは月3,000円台。これなら現実的ではないでしょうか。
なお、パウチを足したぶんはドライを減らすのが基本です。全体の量が増えてしまわないよう、猫の療法食ウェットの上手な使い方もあわせてご覧ください。
うちの子はどれ? 4つのケースで考える
多頭飼い、または体格が大きくよく食べる
迷わず4kgです。2頭で同じフードを食べているなら1か月ちょっとで食べ切れますし、100g単価は最安。「食べ分け」に困っている方は多頭飼いの食べ分け術もどうぞ。
猫1頭で、順調に食べている
2kgが基本です。「4kgのほうが安いのに」と思われるかもしれませんが、1頭で2か月かけて食べ切る袋は後半どうしても風味が落ちます。安さより「最後までおいしく食べてもらえること」を優先したほうが、結果的に無駄が出ません。小分け保存をきちんとされる方なら、4kgでも十分やっていけます。
最近、食いつきが落ちてきた
ドライはそのままで、パウチを少し足して様子を見るのがおすすめです。同じシリーズの中で足せるのが強み。トッピングに少量のせるだけでも食べ始めてくれることがあります。味は3タイプあるので、チキンテイストでだめならローフ、という試し方もできます。鮮度を疑うなら500g×3袋セットに切り替える手も。
それでも進まないときは、温度や器を変えるだけで変わることもあります。療法食を食べてくれないときの10の工夫もどうぞ。
これから切り替える・はじめて買う
500g、または500g×3袋から。まず「食べてくれるか」を確かめる段階なので、いきなり大袋は避けたほうが安全です。切り替えの進め方は7日間でゆっくり慣らす切り替え方をどうぞ。食べてくれることが確認できたら、2kgか4kgへ移行します。
開封後の目安と、大袋を選ぶときのひと手間
ドライを気持ちよく食べ切る目安は開封後1〜1.5か月ほど。4kgを選ぶなら、開けたその日に1〜2週間分ずつ密閉容器に小分けしてしまうのがおすすめです。残りは袋の空気を抜いて閉じ、涼しい場所へ。この5分のひと手間で、袋の後半の食いつきがはっきり変わります。詳しい手順は療法食の正しい保存方法にまとめました。
パウチは1回使い切りなので、この心配がありません。残った場合は容器に移して冷蔵し、翌日までに使い切ってください。冷たいままだと食べない子が多いので、人肌くらいに戻してから出すのがコツです。
最後に:形とサイズは選べても、中身を選ぶのは先生です
ここまでサイズと形の話をしてきましたが、大前提をもう一度だけ。
- 腎臓サポートは獣医師の指導のもとで与える食事療法食です。医薬品ではありません
- 与えるかどうか、1日にどれだけ与えるか、いつまで続けるかはかかりつけの先生の指示が絶対です
- 中身の変更は自己判断でしないでください。この記事で扱っているのは「同じものを、どの容量・どの形で買うか」だけです
- 気になる様子があるときは、まず動物病院へ。当店にできるのは、続けやすい買い方のご提案までです
そのうえで、まとめるとこうなります。主食はドライ、1頭なら2kg・多頭なら4kg。パウチは食いつきが落ちたときの助っ人として少しずつ。はじめの一歩は500g。

袋の大きさは選べても、中身を決めるのは先生だよ。
取り扱い:ドライ 500g/500g×3袋/2kg/4kg、ウェットパウチ チキンテイスト/ローフ/ビーフテイスト(すべて送料無料)
切らしてしまうといちばん困るのがこのシリーズです。「残り1袋になったら次を注文する」あと1袋ルールで、余裕をもって準備を。仕組みづくりは療法食を切らさない仕組みづくりをどうぞ。

