療法食への切り替え方|7日間でゆっくり慣らす手順を図解でやさしく解説【犬・猫】
この記事でわかること
- 7日間で切り替える混ぜ方のスケジュール
- 途中で食べなくなったときの戻し方
- 切り替え中に見ておきたい体調のサイン

いつものごはんが急に変わると、戸惑う子も多いんです。少しずつ混ぜていきましょう。
動物病院で「今日から療法食にしましょう」と言われて、おうちに帰ってきた——。でも、いままでのごはんから、どうやって切り替えたらいいの? はじめての方が、いちばん迷うところです。
この記事では、療法食への切り替えを「7日間かけて、少しずつ」進める方法を、図をたくさん使ってやさしくご説明します。むずかしい言葉は使いません。犬でも猫でも、基本の考え方は同じです。
※大切なこと:療法食は、獣医師の指導のもとで与える特別なごはんです。切り替えを始める前に、かかりつけの先生の指示があれば、そちらを最優先にしてください。
結論:いきなり全部かえない。「混ぜる量」を少しずつ増やす
あたらしいごはんに、ある日とつぜん全部かえてしまうと、こんなことが起きやすくなります。
- おなかがびっくりする……急な変化で、下痢(げり)や軟便(なんべん)の原因になることがあります
- 味を警戒して食べない……犬や猫は「いつもと違うごはん」にとても敏感です
そこでおすすめなのが、いままでのごはんに、あたらしいごはんを少しだけ混ぜて、その割合を毎日すこしずつ増やしていく方法です。
図解:7日間の切り替えスケジュール

たとえば、1日に100g食べる子なら、こんな量になります。はかり(キッチンスケール)で計ると確実です。
※表は横にスクロールできます
| 日にち | いままでのごはん | あたらしいごはん |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 75g | 25g |
| 3〜4日目 | 50g | 50g |
| 5〜6日目 | 25g | 75g |
| 7日目から | 0g | 100g |
日数は、あくまでもめやすです。食べる様子やうんちの調子を見ながら、10日間、2週間とゆっくりかけても、まったく問題ありません。その子のペースがいちばん大切です。

うまく進まないときは無理をせず、かかりつけの先生にご相談ください。
食べてくれないときは(あわてなくて大丈夫)

途中で食べなくなるのは、とてもよくあることです。そんなときはひとつ前の割合にもどして、2〜3日そのままにしてみてください。慣れたころに、また少しずつ進めれば大丈夫です。
ただし、まる1日なにも食べない、下痢やおう吐がつづくときは、がまんせず動物病院に相談してください。とくに猫は、長い絶食が体の負担になりやすい動物です。「これくらいで電話していいのかしら」と思うくらいのタイミングで、ちょうどいいのです。
やってはいけない3つのこと

- いきなり全部かえる……おなかの不調や「食べない」のいちばんの原因になります
- 味付けやふりかけを勝手に足す……療法食は栄養のバランスが細かく設計されています。なにかを足したいときは、先に獣医師に相談を
- 自己判断でやめてしまう……「食べないから」とやめる前に、まずはかかりつけの先生へ。ちがうタイプや味に変える方法もあります
よくあるご質問
Q.混ぜるときは、同じお皿でいいの?
A.同じお皿で大丈夫です。よく混ぜてあげてください。別々に置くと、好きなほうだけ食べてしまうことがあります。
Q.7日で慣れなかったら、失敗ですか?
A.いいえ、失敗ではありません。2週間くらいかけてもまったく問題ありません。あせらず、その子のペースで進めてください。
Q.いままでのごはんが、もうすぐなくなりそう…
A.切り替えの期間中は、両方のごはんが必要です。いままでのごはんを少し残した状態で始めると安心です。
Q.療法食から別の療法食への切り替えも、同じでいい?
A.基本は同じ「少しずつ混ぜる」方法で大丈夫です。ただし獣医師から特別な指示がある場合は、必ずそちらに従ってください。
まとめ:あせらず、少しずつ、が近道です
- 切り替えは7日間かけて、少しずつ混ぜる量を増やす
- 食べないときはひとつ前の割合にもどる。日数がかかっても大丈夫
- まる1日食べない・下痢やおう吐がつづくときは動物病院へ

あせらなくて大丈夫です。その子のペースで進めるのが、いちばんの近道ですよ。
切り替えがうまくいったら、次は「切らさない」ことも大切です。よろしければ、こちらの記事もどうぞ。
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