犬の消化器サポート 低脂肪、8kg・3kg・缶(200g×12)はどう使い分ける?100g単価と1か月の目安
この記事でわかること
- 8kg・3kg・小型犬用S・缶の100gあたり単価(8kgは3kgより約11%お得)
- 1か月いくらになるか、1袋が持つ日数の目安
- 多頭・小型犬1頭・食いつきが落ちたとき・切り替え期の使い分け

8kgと3kgと缶。おなじ低脂肪でも、役割がちがうんだって。
犬用の「消化器サポート 低脂肪」は、当店でいちばん動きの大きいシリーズのひとつです。そしてご質問がいちばん多いのもこのシリーズ。「3kgを買い続けているけれど、8kgのほうが得ですか?」「缶も気になるけれど、毎日あげたら高くつきませんか?」——このふたつは、ほぼ毎週どなたかに聞かれます。
袋のサイズと形が分かれていると、それだけで迷います。そこでこの記事では、当店(Yahoo!ショッピング店)の今の価格をそのまま使い、100gあたりいくらかと1か月あたりいくらかの2本立てで並べ直してみました。
※消化器サポート 低脂肪は、獣医師の指導のもとで与える食事療法食です。与える銘柄・量・期間は、かならずかかりつけの先生の指示に従ってください。この記事はあくまですでに指示が出ている方の「サイズと形の選び方」の話です。自己判断で切り替えたり、先生の指示と違う形にしたりしないでくださいね。
結論:主食はドライの8kgか3kg、缶は「足すもの」
- 中型犬以上、または低脂肪の子が2頭以上 → ドライ8kg。100g単価がいちばん安い
- 小型犬1頭・ふつうに食べている → ドライ3kg。1か月ほどで食べ切れる量です
- 粒が大きくて食べにくそう → 小型犬用Sの3kg(お試しなら1kg)
- 食いつきが落ちてきた → ドライは続けつつ、ウェット缶を少し足して様子を見る
- 切り替え期・はじめて → 小型犬用Sの1kg。食べてくれるか確かめる段階
缶を主食にする選択肢もありますが、それは先生から「ウェット中心で」と言われている場合の話です。指示がなければ、当店では「主食はドライ、缶は足すもの」とご案内しています。理由は、このあとの金額を見ていただければ納得していただけると思います。
4つの袋は、そもそも役割がちがう
ドライ8kg:いちばん安いけれど、袋が大きい
100gあたりで見ると文句なしに最安です。ただし8kgは想像よりずっと大きい袋で、小型犬1頭だと3か月近くかかることも。安さと引き換えに「最後のほうが風味が落ちる」リスクを引き受けるサイズで、小分け保存とセットで選ぶのが前提です。
ドライ3kg:小型犬1頭の定番
当店でいちばん動いているのが3kgです。体重4〜6kgの子なら1か月前後で食べ切れて、単価も小型犬用Sよりずっと安い。金額と鮮度のバランスが素直に良いサイズで、迷ったらこれで間違いありません。
小型犬用S 3kg・1kg:粒でつまずいている子に
中身の数字は通常粒とほぼ同じで、違うのは粒の大きさと選べる容量です(8kgは通常粒にしかありません)。粒が大きくて食べ残す・こぼすときの選択肢で、1kg袋はお試しや持ち歩きに便利。単価は割高なので、通常粒を食べている子を無理に変える必要はありません。くわしくは通常粒と小型犬用Sの違いにまとめました。
ウェット缶:1回で使い切れる200g。水分もとれる
200gの缶が12個入り。開けたてを出せるのと、食事といっしょに水分もとれるのが強みです。ドライにひとさじのせるだけで食べ始めてくれる子もいます。弱点は、やはり単価です。
100gあたりの単価で並べるとこうなる【当店価格】
まずはドライから。2026年9月17日時点の当店価格(税込・送料無料)です。
※表は横にスクロールできます
| ドライ | 価格 | 100gあたり |
|---|---|---|
| 小型犬用S 1kg | 5,270円 | 約527円 |
| 小型犬用S 3kg | 11,840円 | 約395円 |
| 通常粒 3kg | 10,030円 | 約334円 |
| 通常粒 8kg | 23,770円 | 約297円 |
1袋あたりで比べると、8kgは3kgより約11%お得、小型犬用Sの1kgと比べるとほぼ半額です。低脂肪は長く続けることが多いフードなので、この差はばかになりません。
続いてウェット缶(200g×12缶=2,400g)です。
| ウェット缶 | 価格 | 1缶あたり | 100gあたり |
|---|---|---|---|
| 200g×12缶 | 7,290円 | 約608円 | 約304円 |
ここで大事な注意をひとつ。ドライと缶の100g単価は、そのまま比べてはいけません。缶は中身の大半が水分(約77%)なので、同じ100gでも「入っているごはんの量」がまったく違います。カロリーでそろえ直すと、缶はドライのおよそ3倍以上。表はドライはドライどうし、缶は缶どうしで見比べてください。
※価格は記事執筆時点のものです。当店は相場に合わせてこまめに価格を見直していますので、最新の金額は各商品ページをご確認ください。

単価は当店価格で、変動します。安さだけでなく「食べ切れる量か」も見てみてください。
1か月いくらになる?「食べ切り日数」とセットで見る
単価だけだとピンと来ないので、金額と日数に直します。ここでは体重8kg前後の犬1頭で、ドライを1日150gという目安で計算しました(メーカー公表の給与量の目安に近い量ですが、実際の量はパッケージの給与表と、先生の指示が優先です)。
| 選んだサイズ | 1か月(30日)の食費目安 | 1袋が持つ日数 |
|---|---|---|
| 小型犬用S 3kg | 約17,800円 | 約20日 |
| 通常粒 3kg | 約15,000円 | 約20日 ◎ |
| 通常粒 8kg | 約13,400円 | 約53日 ○ |
通常粒だけで見ると、3kgと8kgの差は月に約1,600円。1年続けると2万円近い違いです。しかも体重8kgの子なら8kg袋でも約53日で食べ切れるので、このクラスから上は8kgがはっきり有利。2頭で食べているおうちなら1か月ちょっとで空になります。
一方、体重4kgくらいの小型犬1頭(1日90gの目安)だと話が変わります。8kg袋は約89日=3か月コース。月々は約8,000円ですみますが、最後の1か月は風味が落ちた状態で出すことになります。ここが3kgを選ぶ理由です(月々 約9,000円)。
体重別に「1袋が何日もつか」も並べておきます(メーカー公表の給与量の目安・標準体型時からの概算です)。
| 体重 | 1日の目安 | 3kgなら | 8kgなら |
|---|---|---|---|
| 約2kg | 約53g | 約57日 ▲長い | — |
| 約4kg | 約90g | 約33日 ◎ | 約89日 ▲長い |
| 約6kg | 約122g | 約25日 ◎ | 約66日 ▲やや長い |
| 約8kg | 約151g | 約20日 ◎ | 約53日 ○ |
| 約10kg | 約179g | 約17日 | 約45日 ◎ |
では、缶を足すとどうなるか。ドライを110gに減らして、缶を1日1個足した場合です(体重8kgの子)。
- ドライ8kg(110g×30日)… 約9,800円
- ウェット缶(30缶)… 約18,200円
- 合計 約28,000円/月
ドライだけの約13,400円と比べると、月に1万円以上増えます。正直な数字なので、そのまま書きました。だからこそ当店では「毎日1缶」ではなく、食いつきが落ちた日に使うという提案をしています。週2缶ペースなら上乗せは月5,000円ほど。これなら現実的ではないでしょうか。
なお、缶を足したぶんはドライを減らすのが基本です。全体の量が増えてしまわないよう、猫向けに書いたウェットの上手な使い方(犬でもほぼそのまま使えます)もあわせてご覧ください。
うちの子はどれ? 4つのケースで考える
多頭飼い、または中型犬以上
迷わず8kgです。体重8kg以上の子なら2か月かからずに食べ切れますし、100g単価は最安。低脂肪の子とそうでない子が同居しているおうちは、多頭飼いの食べ分け術もどうぞ。
小型犬1頭で、順調に食べている
3kgが基本です。「8kgのほうが安いのに」と思われるかもしれませんが、1頭で3か月かけて食べ切る袋は後半どうしても風味が落ちます。安さより「最後までおいしく食べてもらえること」を優先したほうが、結果的に無駄が出ません。小分け保存をきちんとされる方なら、8kgでも十分やっていけます。
最近、食いつきが落ちてきた
ドライはそのままで、缶を少し足して様子を見るのがおすすめです。同じシリーズの中で足せるのが強み。粒が大きくて食べにくそうなら、小型犬用Sに替える手もあります。温度や器を変えるだけで変わることも。急に食べなくなった場合はまず先生に相談を。あわせて療法食を食べてくれないときの10の工夫もどうぞ。
これから切り替える・はじめて買う
小型犬用Sの1kgから。当店で扱う低脂肪でいちばん小さい袋です。まず「食べてくれるか」を確かめる段階なので、いきなり大袋は避けたほうが安全。切り替えの進め方は7日間でゆっくり慣らす切り替え方をどうぞ。食べてくれることが確認できたら、3kgか8kgへ移行します。
開封後の目安と、大袋を選ぶときのひと手間
ドライを気持ちよく食べ切る目安は開封後1〜1.5か月ほど。8kgを選ぶなら、開けたその日に1〜2週間分ずつ密閉容器に小分けを。残りは袋の空気を抜いて閉じ、涼しい場所へ。この5分のひと手間で、袋の後半の食いつきがはっきり変わります。詳しい手順は療法食の正しい保存方法にまとめました。
缶は1回で使い切れる量ですが、残った場合は容器に移して冷蔵し、翌日までに使い切ってください。冷たいままだと食べない子が多いので、人肌くらいに戻してから出すのがコツです。
最後に:形とサイズは選べても、中身を選ぶのは先生です
ここまでサイズと形の話をしてきましたが、大前提をもう一度だけ。
- 消化器サポート 低脂肪は獣医師の指導のもとで与える食事療法食です。医薬品ではありません
- 与えるかどうか、1日にどれだけ与えるか、いつまで続けるかはかかりつけの先生の指示が絶対です
- 中身の変更は自己判断でしないでください。この記事で扱っているのは「同じものを、どの容量・どの形で買うか」だけです
- 気になる様子があるときは、まず動物病院へ。当店にできるのは、続けやすい買い方のご提案までです
そのうえで、まとめるとこうなります。主食はドライ、中型以上・多頭なら8kg・小型犬1頭なら3kg。缶は食いつきが落ちたときの助っ人として少しずつ。はじめの一歩は小型犬用Sの1kg。

袋の大きさは選べても、中身を決めるのは先生だよ。
取り扱いサイズ:通常粒 8kg/通常粒 3kg/小型犬用S 3kg/小型犬用S 1kg/ウェット缶 200g×12缶(すべて送料無料)
シリーズ全体の違いは消化器サポートの種類と違いをどうぞ。
切らしてしまうといちばん困るのがこのシリーズです。「残り1袋になったら次を注文する」あと1袋ルールと、当店の定期便(5%OFF)を組み合わせると、うっかり切らす心配がぐっと減ります。仕組みづくりは療法食を切らさない仕組みづくりをどうぞ。

