ロイヤルカナン 猫用 糖コントロールが終売に|後継「糖コントロール アドバンスト」との違いと切り替え方【2026年】
この記事でわかること
- 猫用「糖コントロール」が終売になり「アドバンスト」に切り替わった経緯
- 旧品とアドバンストで変わった点(カロリー・脂質・食物繊維・タンパク質)
- 切り替えの進め方とサイズ(2kg・4kg)の選び方

いつもの袋が急になくなると、あせっちゃうよね。名前は似てるけど、中身は別ものなんだって。
「いつもの猫用糖コントロールが、動物病院でも通販でも買えなくなった」「代わりに勧められたアドバンストって、何が違うの?」——2026年の夏ごろから、こうしたご相談が増えました。名前がよく似ているので同じ商品の新パッケージだと思われがちですが、中身は別の設計です。この記事では、公式に発表されている情報をもとに、旧「糖コントロール」とアドバンストの違い、切り替えの進め方、サイズの選び方を、療法食専門店の視点で整理します。なお、どの製品に切り替えるかは必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。愛猫の体型や状態によって、勧められる製品は変わります。
結論:中身が変わった後継品。体型によって勧められる製品が違う
- 猫用「糖コントロール アドバンスト」は2026年に新発売された製品です(ウェット パウチが6月、ドライが7月)
- これに伴い、従来の猫用「糖コントロール」ドライ・ウェットは順次販売終了と公式に告知されました
- アドバンストは旧品と比べてカロリーと脂質を抑え、食物繊維を増やした設計。体重管理にも配慮したタイプになっています
- ロイヤルカナンは切り替えについて「愛猫の体型によって切り替え推奨製品が異なる」ため動物病院に相談をと案内しています
つまり「同じものの名前が変わっただけ」ではありません。旧品を続けていた子が、そのままアドバンストに移ればよいとは限らない、というのが大事なところです。
旧「糖コントロール」と「アドバンスト」の比較表

| 糖コントロール(旧) | 糖コントロール アドバンスト | |
|---|---|---|
| 時期 | 2026年6〜7月頃から順次販売終了 | 2026年6月(ウェット)・7月(ドライ)新発売 |
| サイズ展開 | ドライ 500g・2kg・4kg/ウェット パウチ85g | ドライ 500g・2kg・4kg/ウェット パウチ85g |
| 代謝エネルギー(ドライ) | 381kcal/100g | 331kcal/100g |
| タンパク質(ドライ) | 44.0%以上 | 45.0%以上 |
| 脂質(ドライ) | 10.0%以上 | 7.0%以上 |
| 粗繊維(ドライ) | 5.6%以下 | 10.6%以下 |
| 設計の考え方 | 糖の吸収がおだやかな炭水化物を使い、食後の血糖の安定に配慮 | 同じ考え方に加え、体重管理にも配慮した設計 |
※数値はロイヤルカナン公式サイト・公式通販および流通各社の製品情報(2026年9月時点)。アドバンスト ドライのカロリーは販売店掲載値をもとにした参考値です。最新の成分値は必ずパッケージと公式情報をご確認ください。

数字がいくつか変わっています。そのまま置きかえてよいかは体型によりますので、切り替え先は必ず先生にご相談ください。
何が変わったのか
数字を並べると分かりやすいのですが、ドライで見たときの変化は大きく三つです。
ひとつめはカロリー密度。381kcal/100gから331kcal/100gへと、1割以上下がりました。ふたつめは脂質で、10.0%以上から7.0%以上へ。みっつめが食物繊維(粗繊維)で、5.6%以下から10.6%以下へとほぼ倍になっています。同じ量を食べてもカロリーが抑えられ、かさのある食事になる、という方向の変更です。タンパク質は44.0%以上から45.0%以上と、高タンパク設計はそのまま維持されています。
設計の土台になっている考え方は旧品と共通で、大麦やサイリウムなど糖の吸収速度がおだやかな炭水化物を使い、食後の血糖の安定に配慮する、というものです。アドバンストではそこに、体重管理への配慮が重ねられた形になります。ロイヤルカナンの発表でも、この製品は「肥満を伴う糖尿病の猫」の栄養管理を想定したものとして紹介されています。
いずれも動物病院で処方される食事療法食であり、獣医師の指導のもとで与えるフードです。フード自体が病気を治したり良くしたりするものではない、という点は旧品と変わりません。
切り替え方:まず獣医師に、次に7日間で
手順としては、順番が大切です。先に決めるのは「どの製品にするか」で、これは診察に基づく獣医師の判断になります。体型が標準的な子と、体重を落としたい子とでは、勧められる製品が違うことがあるためです。旧品が終売だからといって、自己判断でアドバンストを買って切り替えるのは避けてください。
製品が決まったら、切り替え自体はいつもの療法食と同じで、7日ほどかけて少しずつ混ぜる割合を変えていくのが基本です。進め方は療法食への切り替え方にまとめています。新しいフードを警戒して食べてくれないときは、療法食を食べないときの工夫もあわせてどうぞ。
買うときに気をつけたいのが、旧品とアドバンストはJANコード(バーコード)が違う別商品だということ。パッケージのデザインも名前もよく似ているので、通販で買うときは商品名に「アドバンスト」が入っているかを必ず確認してください。届いた袋を開ける前に、名前の後ろに「アドバンスト」の表記があるか、内容量が注文どおりかを見ておくと安心です。旧品が届いたのに気づかず切り替えを始めてしまうと、体調の変化があったときに原因が分かりにくくなります。
サイズの選び方:2kgと4kg
当店(Yahoo!ショッピング店・2026年9月時点)の価格をもとに、1kgあたりの単価を出すと次のようになります。
| 商品 | 価格(税込) | 1kg単価 |
|---|---|---|
| 糖コントロール アドバンスト 4kg | 12,480円 | 約3,120円 |
| 糖コントロール アドバンスト 2kg | 7,480円 | 約3,740円 |
4kgのほうが1kgあたり約600円お得ですが、選ぶ基準は価格だけではありません。ドライフードは開封してから風味が落ちていくので、1〜1.5ヶ月で食べ切れるかを目安にしてください。1日の給与量は体重や体型、獣医師の指示によって変わりますが、成猫1頭であれば2kgで1ヶ月前後が目安になることが多く、多頭飼いや大きめの子なら4kgが向きます。
大袋を選ぶときは、開けたあとの保存がだいじです。2週間分ずつ小分けにして冷暗所に置くと風味が保ちやすくなります。詳しくは療法食の保存方法をどうぞ。切らしてしまうと代わりが効かないのが療法食なので、残り2週間分になったら次を手配する、といった目安づくりは療法食を切らさないコツにまとめています。
よくある質問
Q. 旧「糖コントロール」はもう買えませんか?
A. 公式には販売終了と告知されていますので、新たな入荷はありません。流通在庫が残っているお店では当面買えることもありますが、いずれなくなります。当店でも旧品は在庫限りの取り扱いです。長く続けるフードですので、早めにかかりつけの獣医師に相談して、後継品への切り替えを進めておくことをおすすめします。
Q. ウェット(パウチ)もありますか?
A. あります。猫用「糖コントロール アドバンスト ウェット パウチ」85gが、ドライに先行して2026年6月に発売されています。ドライが苦手な子や、水分をとらせたい場合の選択肢になりますが、ドライとの併用や置き換えの可否は獣医師にご確認ください。
Q. 犬用の糖コントロールはどうなりましたか?
A. 猫用とは別の動きで、2026年7月に犬用の「糖コントロール 小型犬用」ドライ(1kg・3kg)が新たに発売されました。小型犬が噛みやすい粒の形に設計されたタイプです。犬用の既存製品については、猫用のような終売告知は出ていません(2026年9月時点)。
まとめ
- 猫用「糖コントロール」は順次販売終了、後継は「糖コントロール アドバンスト」(2026年発売)
- アドバンストはカロリー・脂質を抑え、食物繊維を増やした設計。高タンパクは維持
- 体型によって勧められる製品が違うため、切り替え先は獣医師に相談してから決める
- 旧品とアドバンストは別JANの別商品。注文時と受け取り時に商品名を確認
- サイズは食べ切り目安1〜1.5ヶ月で。成猫1頭なら2kg、多頭飼いなら4kgが目安

ご注文のときは商品名に「アドバンスト」が入っているか、お届け後にもういちどご確認ください。
取り扱いサイズ:糖コントロール アドバンスト 4kg/2kg(いずれも日本国内向けパッケージ(日本語表示)の製品。au PAYマーケット店でも同サイズを取り扱い)
この記事は製品の違いを一般的に解説するものです。食事療法食は動物病院で処方されるフードです。銘柄の選択・給与量・給与期間、切り替えの可否は必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。価格は2026年9月時点の当店価格で、変動します。

